遺産分割の基礎知識

 

af9920061160l親族の死去により、相続は自動的に発生します。その際、誰にどのようなものを分け与えるかなどの遺産分割が発生しますが、それには手順があります。まず、死亡前に書かれた遺言の有無を調べます。有ればその指示に従って遺産を分割しますが、無ければ法定分割の割合に従って分けます。次に、引き継ぐ財産を確定します。これは現金預金や不動産のみならず、借金などの債務も該当します。

 

そして、戸籍謄本などにより誰が法定受取人かを確定します。ただし、非摘出子や財産の受け取りを放棄する者がいる場合は注意を要します。続いて実際に遺産分割を行うのですが、これには3種類あります。土地や不動産、株式、債権などを一旦すべて売却して現金に代えた上で分割する換価分割。

 

売却はせずに、家屋は長男、預金は次男、有価証券は三男という風にそのまま分割する現物分割。長男が不動産を取得する代わりに、次男と三男には長男から現金を渡す代償分割があります。それぞれにメリット、デメリットがありますので、親族の間でよく話しあって合意する必要があります。特に債務がある場合は注意を要します。最後に遺産分割の方法や中身が決まったら、各遺産の売却や名義変更を行います。